Showa's famous machine! High-spec manual winding model! Seiko Road Marvel 36000. .. ..

はい続いてはコチラのモデル!セイコーロードマーベル36000だ

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SWEETROAD スタッフブログさんから少し内容をお借りして紹介です。。

 
 
「ロードマーベル36000」の「36000」が気になった方もいらっしゃると思います。
「36000」はテンプ(*1)の振動数を指しおり、毎時36000振動で稼働します。
毎時36000振動と言われてもピンとこないと思いますが、
より分かりやすく言うと、毎秒10振動で稼働します。
毎秒8振動以上で稼働するものをハイビート(高振動機械)と呼びます。
8振動以上をハイビート、それ以下の振動数のものをロービートと呼びます。

この「ロードマーベル36000」は
国産初の10振動ムーブメントが搭載された時計です。
このハイビートはジュネーブ天文台コンクールと
ニューテンシャル天文台コンクールに出品するために開発されました。
世界中の時計メーカーが参加し、精度を競い合います。

初出品から数年の成績はふるいませんでしたが、
1968年のジュネーブ天文台コンクールで総合腕クロノメーター部門で
4位から10位を独占します。
3位より上は機械式ではなかったため実質1位と言われています。

さらにより厳格なニューテンシャル天文台コンクールでは
1966年に亀戸の時計が9位、1967年には4位と5位
1967年には入賞総数において諏訪と亀戸で合計61個体入賞を果たし、
何とオメガの46個体を抜いて総合1位となり、
とんでもない快挙を成し遂げました!

セイコーが快挙を成し遂げた当時、
日本は高度経済成長の真只中でした。
1955年から1973年までは日本の経済成長は年平均で10パーセントを超え、
欧米の2倍から4倍とも言われていました。
当然、日本人の所得も上昇し、海外の高級時計も以前よりは近い存在となりました。
今までは高価で手が届かないから国産メーカーをチョイスしていましたが、
このころになると国産メーカーは正確性、実用性、
コストパフォーマンスを求められるようになりました。
都合が良すぎる!と言いたくなりますが、
セイコーは実現してしまいます。

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言わずと知れた、国産初の本格的ハイビート(10ビート/秒=36,000/h)モデル。。
添付の振動が凄く早いから刻む時間も正確!
また素晴らしいフォルムは現代時計にも全く引けをとらず完成度も高い。
 
 
ちなみに その当時は金属製ブレスは無かったモデル?だったと思う
だから要らないロレックスブレスを装着してみた。中々イイ感じに仕上がった

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僕の Road Marvel 36000は1967年8月製で僕と同じ誕生年月だ
ちなみに昭和42年当時の大卒初任給は27200円。
この時計は確か14000円もしたはずだった 今,考えると結構高価な品だった腕時計
流石54年も経過すると綺麗なコンディションの品も少なく文字盤の日焼けも随分目立ちます
ただ人間と同じでイイ意味の深みが増してイイかな~なんて思います。これからも大事に使わなな…